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橋本知事と細川厚労相、鹿野農水相に要望2011年03月26日

25日に茨城県橋本昌知事の細川厚生労働大臣と鹿野農林水産大臣に対する要望活動の会談をセットし、同行しました。超党派の茨城県選出国会議員、鉾田市の鬼沢保平市長や全農の皆さんも同行して下さいました。橋本知事は、大畠章宏国土交通大臣にも要望活動を行いました。

 

【写真:(左から)鬼沢鉾田市長、橋本知事、細川厚生労働大臣】

 

【写真:農林水産省へ要望。右が鹿野農林水産大臣】

細川律夫厚生労働相に対しては、放射性物質が検出された農産品に対する出荷制限について、基準値を緩和するよう求める要望書を提出しました。野菜の暫定基準値に関して「2千ベクレルの野菜30品目を20グラムずつ1年間食べ続けた場合、CTスキャン1回分(6・9ミリシーベルト)の放射線量にも満たない」として基準値の改訂を求めたほか、基準値を下回った場合の迅速な指定解除を要望しました。さらに、被害を受けた福祉・医療等施設の復旧支援などを要望したんのに対し、大臣は、「政府としてひとつひとつ対処していきたい。」と誠意ある対応を約束しました。

鹿野道彦農林水産相に対しては、「県産品が売れず、価格が大きく下落するなど風評被害が大変厳しい」と訴えるとともに、出荷制限が県単位で実施されていることには「福島第1原発から65キロ離れた圏内の地域も茨城県南など195キロの地域も同じ規制となるのは大ざっぱすぎる」と見直しを求めました。鹿野大臣は、農林水産政務官を茨城県に派遣して具体的な支援活動を行っていることを紹介し、更なる支援を約束しました。

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