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在外投票推進議連が在外ネット投票推進2024年05月16日
在外投票を推進する議員連盟(逢沢一郎会長、西村智奈美事務局長)が海外有権者ネットワークNYの竹永浩之共同代表、総務省及び外務省からヒアリングを行いました。私はこの議連の元会長です。 4月28日の衆議院補欠選挙の長崎3区で全世界で2人しか投票しなかったことが報告されました。その最大の理由は、在外公館で投票できるのが水曜日一日限りであることです。第2の理由は、通常選挙と異なり、限られた在外公館でしか投票できないことです。何と、シドニーの総領事館では、「在外公館投票の実施について~ご案内いたします。」という下に、「在外公館投票日:終了しました」と記載されていたのです!(写真2)
長崎3区での2人投票は投票率1.23%とされていますが、在外有権者の場合は選挙人登録をした人に対する率です。従って全有権者に対する投票率は0.12%と推定されるというのが竹永さんの資料です。(写真3)
竹永さん提案の改善案は(1)在外公館投票期間を通常選挙並みに(2)全在外公館で実施(3)在外ネット投票導入、です。(写真4)
岩屋毅議員から、「現状の在外投票制度は基本的人権の侵害に当たるので、役所としても、まずはインターネット投票の実現に向けて尽力してもらいたい」との意見が出され、議連としても、各党で実現に向けて行動を起こすことが確認されました。
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