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ミスター地域包括ケアシステム2023年11月22日

辻哲夫・元厚生労働事務次官の卓話をうがいました。「地域包括ケアシステム」の生みの親と言われる人です。それ以上に、私の長年の友人の石井統市さんの「きっと楽になる家族介護のすすめ」などを応援している盟友として身近に感じていた人です。

この日の「失われた30年検証研究会」では、社会保障制度と少子化対策の過去30年を振り返り、新しい政策モードを語られました。

従来の「在宅福祉」「在宅介護」に抜け落ちていた「在宅医療」の充実。超高齢化社会で85歳を過ぎても「栄養」「運動」「社会参加」の三本柱での対応などを語られました。

それ以上に「人間の尊厳」と「幸福」が最も重要だと熱く語られる姿に「国士」と「聖職者」の資質を合わせもつ官吏の鏡のような人柄を思わせ、感動しました。