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カンボジア地雷センター訪問2023年03月17日

17日はカンボジア地雷センターCMAC(Cambodian Mine Action Centre)のヘン・ラタナ長官を訪問しました。
私の1996年の衆議院議員としての初仕事がオタワ条約加盟問題でした。私は国会で「難民を助ける会の絵本『地雷ではなく、花を下さい』の売り上げでカンボジアの地雷除去活動の支援ができます」と国会議員に呼びかけました。約半年間で全ての政党の国会議員に4千冊ほどが売れ「国会のベストセラー」となりました。
小坂憲次議員(後の文部科学大臣)や中谷元議員(後の防衛庁長官)の支援を得て最終的には387人の国会議員の賛同をえました。また1997年のノーベル平和賞は地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)とその代表のアメリカ人の女性活動家ジョディ・ウイリアムスさんが受賞しました。
そして、橋本龍太郎総理と小渕恵三外務大臣の大きな政治決断を取り付け、日本政府は世界に遅れることなくオタワ条約に加盟することができました。
オタワ条約の直前に私の長男、幸英が事故で亡くなりなしたが、小渕外務大臣は私の自宅まで焼香に駆けつけて下さいました。とても心の温かい首相でした。
今CMACはウクライナでの地雷の除去活動の支援を始めています。更なる貢献を期待しています。
CMACには小渕総理が亡くなる数ヶ月前にカンボジアの地雷除去を行なっている写真(3枚目)が飾られています。