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渋沢雅英さんを表敬2022年04月11日

 4月11日に渋沢雅英さんを訪ねました。渋沢栄一のひ孫で、国際的な道徳平和活動、国際MRA(Moral Re-Armament(現在は国際IC (Initiatives of Change)の大先輩に当たります。私が最近会長に就任した国際IC日本協会の兄の組織に当たる財団法人MRAハウスを率いてきた渋沢さん達への就任ご挨拶でした。
このMRAハウスは、戦後日本のアジア諸国との賠償問題の解決、日韓関係改善への和解工作、60年安保における与野党議員の対話の仲介、企業の労使関係の改善などに貢献しました。またこの財団が運営したMRAアジアセンター(小田原)とともに、英語学校や東南アジアとの交流事業、国際交流センター主催による日米欧委員会や下田会議などの事業支援も行ってきました。
港区の大使館がひしめく地域にあるMRAハウスは最近多目的ビルに変わり、様々な事業を加速するとのことです。世界は今ウクライナ問題やコロナ禍の混迷から新しい道を模索しています。渋沢栄一の産業国家日本を築いた指導性と倫理経営哲学の直系である渋澤雅英さん。97歳のその経験や視点を、羅針盤を失った世界が方向性を見出すための糧として頂きたいと強く感じました。
(写真)渋澤さんの右が矢野弘典前国際IC日本協会会長(前横綱審議委員会委員長)。私の左が濱口博史財団法人MRAハウス理事長。