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カンボジアから帰国しました2018年05月07日

 カンボジアから帰国しました。13時からの国民民主党の結党大会に出席します。参議院の民進党議員全員にとって大変大きな選択を迫られた約半年間でした。昨年10月に衆議院の民進党が三つに分断された中で、参議院はその仲立ち役を試みて来ましたが、当面その参議院民進党自身がそれに呼応する形で二つに分かれる形になります。 私は、野党がまとまって安倍政治に対抗することが、国民の皆さんの信頼に応える最大の責任だと思っています。財務省の公文書改ざん、自衛隊の日報隠し、厚生労働省のデーター改ざんなどの問題の本質は、総理を守るためには民主主義の根幹や行政のルールまでも変えて隠ぺいしようという今の政治の現状があるからです。 その最大の犠牲者が国民生活の低下です。まじめに働く人が損をする政治、過労死や自殺者、貧困と格差が広がり、国民が泣く政治を止めなければなりません。激動する国際政治の中で、圧力外交と防衛費の拡大だけに突き進む安倍外交の危険性も世界が危うく見ています。 昨日まで訪れたカンボジアでは、ここ10年余りの間に私の友人を含め80人近くの政治家が殺されました。三年前に野党サム・レンシー党首が実質的に国外追放され、その後継のケム・ソカ党首は昨年逮捕され、野党が解体されて118人の議席が奪われる恐怖政治が続いています。政治家はまさに命がけであることを実感させられました。 私は、今後も立憲民主党などとの連携に更なる努力を傾注しながら闘って参ります。筑波山の頂上を目指して、異なる登山口から歩む過程です。 更なるご支援を宜しくお願いいたします。