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  • 【2016年10月6日】

    つくば市の戦没者追悼式で追悼の辞を述べさせて頂きました。つくば山をあらわすお花が素敵でした。以下が私の辞です。
    【追悼の辞】
    つくば市戦没者追悼式にあたり、かけがえのない命を捧げられました御霊に、心からご冥福をお祈りいたします。また、深い悲しみを乗り越えて、戦後の復興の礎となられましたご遺族の皆様に、深くお礼を申し上げます。
     ご遺族の皆様はアメリカのオバマ大統領の広島訪問を歓迎されたことと思われます。大統領は最後に「広島と長崎は核戦争の夜明けではなく、私たち自身が道徳的に目覚めることの始まりとして知られるようになるでしょう」と締めくくられています。
     このお言葉は、広島原爆記念碑の碑文「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」に応えたものだと思います。1950年に米国のアーリントン墓地を訪問した浜井信三広島市長が、この碑文建立を思いついたと言われております。市長は伝記の中で、「この碑の前にぬかずくすべての人びとが、犠牲者に詫びることの中に、反省と謙虚と寛容と固い決意とを見いだすのであって、世界平和の確立のためにぜひ必要だと考えた」とあります。私は2月と7月の二回米国でオバマ大統領の演説を直接うかがう機会を得、大統領の核廃絶と平和に対する強靭なお気持ちを直に感ずることができました。
     しかし、それ以上に、昨年の終戦記念日における天皇陛下の次のお言葉が心に残っております。「終戦以来既に70年、戦争による荒廃からの復興に向け払われた国民のたゆみない努力と、平和の存続を切望する国民の意識に支えられ、我が国は今日の平和と繁栄を築いてきました。さきの大戦に対する深い反省と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心からなる追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。」
     生前退位について先ごろお気持ちを述べられた天皇陛下や、間もなく任期を終えるオバマ大統領の平和に対する思いをお支えしなければならないと強く誓うものであります。
    私は、「戦争を起こさせない知恵と行動を示すことこそが日本の世界に対する最大の貢献」であり、それこそが英霊やご遺族の皆様に報いる道であると確信いたします。
    そのことを御霊の前にお誓いし、ご臨席の皆様方のご平安を心よりお祈り申し上げ、追悼の辞とさせて頂きます。
    平成二十八年十月六日
    参議院議員 藤 田 幸 久
    20161006-06 20161006-07 20161006-08

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