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髙木義明国対委員長を講師に、カフェデモクラッツを開催2015年04月22日
(※民主党HP ニュースより)
民主党は22日午後、日本に駐在する外交官などの外交団を対象に政策や党の考え方をブリーフィングする「カフェデモクラッツ」を開催した。藤田幸久国際局長の歓迎あいさつの後、髙木義明国対委員長が「後半国会の展望と民主党の取り組み」というテーマで講演を行った。
髙木国対委員長は、1990年代以降の日本が置かれた状況を説明した上で、格差拡大の是正が民主党にとって最大の政治課題であると述べ、わが国の安全保障政策を大きく転換し、集団的自衛権行使を可能とするような法改正に突き進む安倍政権・自民党との違いを明らかにした。
後半国会の課題については「重視しているのは、労働法制、農協法案、安保法制の3つだ」とし、それぞれの問題点を指摘した。特に安保法制について、「最大の問題は集団的自衛権を閣議決定で行使可能としたことだ。これには自民党OBなどからも批判はあるが、自民党議員の大多数は口をつぐんでいる。野党第1党民主党は多数の横暴に歯止めをかける。そのことが重要だ」と、民主党が果たすべき役割に力を込めた。
「民主党としては、懸念がもたれる安保法制よりも経済に力点をおき、世界の平和と安定に貢献したい。国会の機能を発揮し、国民のために戦う民主党でありたい」と抱負を述べて講演を終えた。
外交団からは「国連憲章や決議に抵触するような活動に日本が今後参加するのではないか」「日本製品が武器の一部として使われている」などの懸念が示され、活発な意見交換を行った。
国際局の石橋通宏副局長が司会を務め、小川淳也副局長、金子恵美副局長が同席した。
民主党総務委員会
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