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オバマ訪日に関する様々な「誘導」2014年04月25日

オバマ訪日に関する様々な「誘導」については昨日お伝えしましたが、今回の「ミスリーディング」は「バラク」と「満額回答」です。「バラク」に関しては、安倍首相が10回近く、原稿を読み上げながら「バラク」と呼んだ違和感とオバマ大統領が安倍総理と答え続けたことで勝負あり。他方、昨日のNHKの記者が政府高官の「満額回答」という言葉を引用し、NHKも「満額回答」という評価を下したような印象を演出。他方、アメリカの記者は、「尖閣諸島が安保条約の対象」ということは、武力行使というレッドラインを越えるのかと?オバマ大統領に質問し、「領土問題は別、日中間の信頼醸成の努力が必要だ、」という大統領の本音をしっかり引き出した。誘導ではない、客観・透明報道の重要性を改めて感じました。